秋の印象
October 12, 2007
日なたをずっと歩いていると少し汗ばんできて、長い袖をくるっとまくる。
信号待ちの木陰はひんやりと心地よく、深く息を吸い込む30秒の休息。
そしてまた、どこまでも高い空の下へ歩き出す。
秋はそんなイメージ。今日はまさにそんな日だった。理想的な秋の1日。
ムジカも気持ちよさそうに眠りを貪っていた。太陽のぬくもりを求めて部屋を移動したり、本棚の上にのぼったり。強すぎる光でもなく、弱すぎる光でもなく、ちょうどいい頃合いのひだまりを見つけては、うつらうつらと満足げな顔で眠りにおちていく。
自転車で家々の間を走り抜けると、あちらこちらから金木犀の甘くけだるい匂いが漂ってきた。よく目を凝らすと深緑の木々の中に、淡いオレンジ色のベールをまとったかのような木が垣間見える。無数の小さなオレンジ色の花が集まって、強烈に秋を告げていた。
【今日のMUSICA】
菅野よう子 Dear Blue